唇のアートメイク(経過ブログ)
唇のアートメイクについて
口元は、お顔の印象を大きく左右するほど大事なパーツです。
・唇の血色が悪くて、不健康に見える。
・唇の色素が薄いので、輪郭を整えたい。
・唇が薄いので、もう少し分厚くしたい。
・唇の形が左右非対称なので、左右差を無くしたい。
・唇が荒れやすいので、口紅やグロスは控えて、リップクリームのみで過ごしたい。
上記のような唇にお悩みのある方は、唇のアートメイクで、ぼやけた唇に立体感を出し、唇の発色を良くすることができます。
または、左右差をなくし、口元を整えることで、お顔全体の印象をより魅力的に見せることができます。
これからアートメイクされる方や、アートメイクに興味のある方の、参考になりますように注意点なども詳しく書いていきます!
アートメイクとは?(刺青・タトゥーとの違い)
アートメイクは、専用の機械で針(ニードル)を用いて、皮膚に色素を注入することにより、お化粧をしなくても、眉毛、唇、髪の毛の生え際、アイライン、などの色合いを美しく見せる施術です。
□ 刺青・タトゥー
皮膚の深いところに色を入れるため、落ちることはありませんが、仕上がりが不自然です。
□ アートメイク
皮膚の浅いところに色を入れるため、少しずつ色素が薄くなっていきますが、色のデザインも豊富でナチュラルに仕上がります。
刺青・タトゥーとアートメイクでは、このような違いがあります。アートメイクはあくまでも、落ちにくいメイクなので、2〜3年で薄くなります。なのでトレンドに合わせてデザインを変えれるのも人気の理由です。
▲アートメイクは医療行為なので、医師免許をお持ちの先生に施術してもらいましょう。
唇のアートメイクの種類
唇のアートメイクには、リップラインとフルリップの2種類の施術方法があります。
□ リップライン
・唇全体でなく、唇の輪郭のみに色素を入れる施術です。
・輪郭がくっきりとし、唇が薄い方でも唇の立体感を出すことができます。
・唇全体に色味を出すためには、口紅やグロスをぬる必要があります。
□ フルリップ
・唇全体に色素を入れる施術です。
・血色が悪い、色素が薄い方でも唇全体を色付けることができます。
・唇が明るく色づくことで、若々しい印象になります。
・口紅やグロスをつけなくても、キレイな発色が維持できます。
私のアートメイクの体験談
私の唇は、薄くて血色も悪く、左右非対称な形でした。なのでいつもリップライナーで輪郭を整えて、口紅でオーバーリップを描いて唇をぷっくり見せていました。
口紅を塗りグロスを重ねるリップメイクは、大好きなのですが、スッピンの時でも血色の良い唇にしたくて、アートメイクをしました。
唇のアートメイクはリタッチ含め、2回したことがあります。施術から、その後の経過を写真付きで説明していきたいと思います。
アートメイク前日の過ごし方
(アートメイクする前の私の唇です。)
・アートメイクをする前日は禁酒をすること。
・アートメイクする部分にワセリンをたっぷり塗って保湿して下さい。
・体調を整えるためにも早めに就寝し、充分な睡眠を取りましょう。
・理想のデザインやカラーを予め考えておきましょう。
アートメイク直後の過ごし方
(私は唇が薄いので、少しだけ厚みを出し、カラーはスッピンでも馴染むような、ピンクベージュを希望しました。)
・直後は赤い口紅を塗ったようなぎこちなさ、熱を持つ、腫れる、等の現象が起こります。
・お酒は、三日後から可能です。食べてはいけない食べ物はありませんが、3日ほどは熱いもの、辛いもの、カニなどが唇に触れないように気をつけてください。
・直後は乾燥を防ぐため、ワセリンをたっぷり塗って保湿して下さい。
(乾燥すると、皮膚の新陳代謝が早まり、アートメイクの色抜けが早くなってしまいます。)
・直後から1週間は、シャワーは大丈夫ですが、クレンジングオイルなど洗浄力の強いものはさけた方が良いです。
・直後から1週間は、サウナ、水泳、ジム、湯船に浸かるなど、汗をかいたり熱を多く発生させる激しい運動はさけたほうが良いです。(色素が定着する前に汗をかいたり、クレンジングなど洗浄力の強いもので洗うと、色が落ちてしまう恐れがあります。)
痛みについて
・唇の皮膚の下は粘膜です。そのため非常に敏感で痛みを感じやすい箇所になっています。
・別途料金を払えば注射麻酔も希望できますが、私は注射が苦手なので塗るタイプの麻酔を希望しました。
・痛みを心配される方も多いと思うのですが、痛さに弱い方は麻酔クリームを何度か塗り直して欲しい旨を伝えましょう。
・私は痛みに弱いのですが、麻酔クリームを何度も塗り直していただいたおかげで施術中も施術後も無痛でした。
・痛みは体質やお店によると思いますので、色んな人の口コミ等を見て、調べてから予約することをおすすめします。
アートメイク1日後
・唇が腫れて太く、色も濃く見えますが、だんだん馴染んできますのでご安心ください。
・唇のラインが線のように見えますが、角質脱落後には完全に消えて、自然な輪郭形成として現れてきます。
・カサブタができはじめますが、無理やり剥がしたりしてはいけません!毎日ワセリンを塗ってきちんと保湿した方が、色素もキレイに入り、色も長持ちします。
・エステや皮膚科のピーリング剤を使用した施術をする場合は口の周りは避けましょう。色素がまばらに抜けてしまいますし、ピーリング剤によって刺激を与えてしまい、ヘルペスになってしまう場合があります。
▲ヘルペスについて
ヘルペスとは、ウイルスが原因で起こる口内炎の一種で、ヘルペス性口内炎とも呼ばれています。唇やその周りに水膨れができ、膿がたまった状態の気泡が集中的に発生する感染症です。
ヘルペス防止のために抗生物質を飲んで、抗ウイルス薬を唇に塗ってヘルペスにならないように予防しましょう。
私は初めてのアートメイクの時に、ワセリンだけではヘルペスになってしまいましたので、2回目のリタッチの時は1週間、抗生物質を飲んで、こちらのクリームを塗るとヘルペスにならずに予防できました。
アートメイク 1週間後
・直後より色も落ち着き、だんだん自然に馴染んできます。
・カサブタはまだ残っていますので、日中も就寝前もワセリンでしっかり保湿しましょう。
・メイクをする時は化粧品で唇が荒れるのを防ぐためリップクリームのみにしましょう。
アートメイクから1ヶ月後
・カサブタも自然に剥がれ、色素も落ち着き、自然な唇になりました。
・私はナチュラルなピンクベージュカラーを希望したのですが、直後は真っ赤なカラーで分厚く腫れてビックリしましたが、1ヶ月経つと理想の仕上がりになり、凄く気に入っています。
・お化粧をする時はリップクリームのみで過ごせるようになりました。
アートメイクをする上で知っておくべきこと
□ アートメイクをすると、口元がキレイに色づき、見た目も気持ちも明るくなります。そんなアートメイクをできるだけ長く維持するために、注意すべき点をいくつか紹介します。
□ そしてアートメイクをする前に、メリットとデメリットも知っておいた方が良いと思いますので詳しく書いていきます。
アートメイクを長持ちさせる方法
・乾燥しないように、毎日保湿しましょう。
・ピーリング効果のあるエステや、化粧品は、新陳代謝やターンオーバーを活性化させるので、アートメイクした部分は避けましょう。
・紫外線対策は念入りに行いましょう。日焼けをすると皮膚が炎症状態になります。すると肌の新陳代謝によって日焼けした皮膚から新しい皮膚に変わっていき、アートメイクした部分の皮膚も剥がれ落ちて薄くなってしまいます。
・初めての方は、3〜6ヶ月後に再度リタッチすると長持ちします。1度では色素が定着しにくいので複数回リタッチすることをおすすめします。最近では、2回セットのメニューを提示しているクリニックも多いですのでリタッチ込みで予約しましょう。
アートメイクのメリット
・口紅やグロスを塗っていない状態でも明るく、血色の良い唇になれる。
・食事の時にリップが落ちて、何度も塗り直して唇が荒れてしまう心配が入りません。
唇のリップラインが立体的になるのでお顔全体が引き締まり、垢抜けた印象になります。
・マスク着用時、口紅を塗っているとマスクについて汚くなってしまいますが、アートメイクをしていると口紅を塗らなくても色づいているので、マスクが汚れず快適に過ごせます。
・そして何より、スッピンに自信を持てるということが最大のメリットです。
アートメイクのデメリット
・個人差やお店によりますが、施術のときに痛みを感じる場合があります。
・唇のアートメイク は粘膜に着色させるため、腫れたり、熱を持つ場合があります。
・デザインが気に入らない場合もすぐに消すことができません。
・アートメイクを消す場合は、また施術を受ける必要があります。
・アートメイクは一生物ではないので、2〜3年に1回はリタッチしないといけないです。
その都度お金もかかります。相場は、50000円〜100000円くらいです。
私がアートメイクをした感想(補足)
・唇の発色が良いだけで、お顔がパッと明るくなり、若々しい華やかな印象になり、本当にアートメイクして良かったです。
・スッピンの時の唇の発色をよくしたい方は、スッピンの時でも馴染む、ナチュラルなピンクベージュのカラーがおすすめです。
・口紅やグロスを塗ると唇が荒れてしまうことや、食事や飲み物を飲んだ後の口紅のお直しが面倒なことが理由でアートメイクをされる方は、口紅を塗らなくても華やかな、レッド、オレンジ、ピンクなどの、自分の好みのカラーを選ぶのをおすすめします。
少しでも参考になれば嬉しいです!最後まで読んでいただき、ありがとうございました( ^ω^ )
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